ホーム > 県民の皆様へ > ちょっと役立つ話 > くすくす情報 > 薬剤師になるにはどこにいけばいいの??

 薬剤師になるにはどこにいけばいいの??

   

今まで、薬学部に進学した人は、4年間の薬学教育を受け、そのまま薬学士として働く人、あるいは卒業後、薬剤師国家試験を受け薬剤師の免許をとり、薬剤師として働く人がいました。でも、今度から薬剤師になるためには6年制の薬学教育が必要ということになりました。それに伴い、大学の薬学部も4年制と6年制を併設するところがでてきました。

 薬剤師は、原則として6年制の卒業者にのみに受験資格が与えられます*
大学では、入学時に4年制と6年制を分けて募集するところや、3年生になった時点で4年制と6年制に振り分けるところなど対応がさまざまです。進路を決める際には、希望している大学がどのようになっているのかあらかじめ確認をしておくことが必要になります。大学によってはインターネットのホームページでいろいろな質問に答えているところもありますので、それらも参考にしてはどうでしょうか。

* 過渡期の措置として12年間に限り、4年制を卒業し2年間の修士課程を終え、さらに一定の条件を満たした学生も個別認定を経て受験資格を得られます。一定の条件とは、4年プラス2年の教育では不足していた項目を履修するということで、4年制の卒業生が受験資格を得ようとすれば、最低でも7年が必要で、普通はそれ以上かかると思われます。