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令和2年5月18日

保 険 薬 局 各 位

一般社団法人 佐賀県薬剤師会
会 長   佛 坂 浩

新型コロナウイルスの感染拡大に際しての電話や情報通信機器を用いた診療等の時限的・特例的な取扱いに係る、薬剤の配送料に係る国費支援について

 平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
 新型コロナウイルスの感染防止のための非常時の対応としての、電話や情報通信機器を用いた診療や服薬指導等の時限的・特例的な取扱いについては、令和2年4月10日厚生労働省医政局医事課、医薬・生活衛生局総務課事務連絡(以下、「0410 事務連絡」)等により示されているところです。
 0410 事務連絡においては、患者が、薬局において電話や情報通信機器による服薬指導等を希望する場合、処方箋の備考欄に「0410 対応」と記載され、薬局はそれに基づき電話や情報通信機器を用いた服薬指導を行い、配送等により患者に薬剤を渡す、とされています。
 また、自宅療養または宿泊療養する新型コロナウイルス感染症患者に対して医薬品が処方される場合は、処方箋の備考欄に「CoV 自宅」または「CoV 宿泊」と記載され、同様の対応を行うとされています。
 通常、患者に薬剤の配送等を行う場合の配送料については、療養の給付と直接関係のないサービスとして患者から徴収できるものでありますが、4月30日に成立した令和2年度補正予算において、新型コロナウイルス感染症患者等への支援として、「電話や情報通信機器による服薬指導等を行った患者に対して薬局が薬剤を配送等する費用を支援する」ための費用が措置されました。
 これを受け、「薬局における薬剤交付支援事業」が実施されることとなり、本県においては佐賀県薬剤師会が事業実施者となり、配送に係る費用の支援事業を実施することとなりました。
 各薬局におかれましては、別紙を十分にご理解いただき、示された手順に沿って、配送に係る費用の請求手続きを行っていただくよう、ご案内いたします。
 なお、支援の対象となるのは予算成立日(4月30日)以降のものとなり、また、事業の実施期間中に予算上限に達した場合には、その時点で国費による支援は終了し、薬剤の配送に係る費用については通常の取り扱いとなることをあらかじめご承知おきくださるようお願いいたします。
 また配送方法に関しては、患者が希望する薬局に対して依頼することを踏まえ、また予算には限りがあることからも、薬局の従事者が直接届けることを基本とし、それが困難な場合に限り、配送業者の使用(可能な限り安価な方法)を検討してください。
 また、本事業により把握された「電話等による服薬指導等及び配送等の実施状況」は、0410事務連絡による対応の実績等の評価に活用することとされており、重要なデータとなりますので、各位のご協力をお願いいたします。
 なお、本事業の対象は、都道府県薬剤師会の会員・非会員問わず補助の対象となります。
本事業に関する情報等は、佐賀県薬剤師会ホームページに掲載しますので、ご確認ください。

 

佐賀県薬剤師会ホームページ http://www.sagayaku.or.jp/

 

【薬剤師の皆様へ】薬局における薬剤交付支援事業の実施について

令和2年5月14日更新

事業概要

 令和2年度補正予算において、「新型コロナウイルス感染症患者等への支援」として「電話や情報通信機器による服薬指導等を行った患者に対して薬局が薬剤を配送等する費用を支援する」と決定されました。この予算により、厚生労働省医薬・生活衛生局総務課において「薬局における薬剤交付支援事業」が実施されることとなり、去る4月23 日、事業実施者となる都道府県薬剤師会へ実施要綱が示されたところです。
【薬生発0 4 2 3第2号令和2年4月23日】薬局における薬剤交付支援事業実施要綱

【佐薬会第150号令和2年6月3日】薬局における薬剤交付支援事業の交付について btn010b.gif

「0410対応」について
 患者が薬局において電話等による服薬指導等を希望する場合は、処方箋の備考欄に「0410対応」と記載し、当該患者の同意を得て、医療機関から患者が希望する薬局にファクシミリ等により処方箋情報を送付すること。下記図参照

1.補助の対象

 佐賀県内痔核に所在するすべての保険薬局(佐賀県薬剤師会・非会員は問いません)
4月2日及び4月10日付厚生労働省事務連絡等に基づき調剤及び電話等による服薬指導等を行い、患者宅等に薬剤を配送又は薬局従事者が届けた場合
※ 「0410対応」と記載された処方箋であっても、患者が来局した場合には請求の対象となりません。

2.送料の補助について

◆ 一般患者(0410対応)・・・薬剤の配送に要した費用から200円を引いた額

200円は患者自己負担・同意取得必要

◆ 感染者(CoV自宅・CoV宿泊)・・・薬剤の配送に要した費用の全額

  記号 配送方法 配達・配送費 患者負担 支援額
一般患者 0410対応 配達(薬局従事者) 300円(一律) 200円/回 100円/回
配送(配送業者) 実費 実費-200円
感染者 CoV自宅・CoV宿泊 配達(薬局従事者) 300円(一律) - 300円/回
配送(配送業者) 実費 実費

支援額に関しては、 事業実施要綱において「薬剤の配送に要した費用のうち、100 円を差し引いた額を上限」と記載がありますが、実施要綱の範囲内で補正予算を有効に活用する観点から、各都道府県薬剤師会における統一的な運用として日薬より「200円を差し引いた額」が示されています。 佐賀県薬剤師会ではこれに基づき、「0410対応」の場合、患者負担額を一律200円としましたのでご留意ください。また、薬局従事者が配達した場合の配送料も一律300円とさせていただきます。

1か所の届け先について複数人分を薬局の従事者が届けた場合(0410対応、CoV自宅、CoV宿泊)、複数人数分であっても「薬剤の配送に要した費用」は1件とさせていただきます。

患者負担の徴収には「療養の給付と直接関係ないサービス等の取り扱いについて」により、文書による同意の取得が必要です。

患者負担は、薬局が患者から徴収するものになります。領収書の様式は各薬局で使用されている様式でお願いします。

3.配送方法及び配送に関する留意点

 配送方法は、患者が希望する薬局に対して依頼することを踏まえ、また、予算には限りがあることからも、薬局の従事者が直接届けることを基本とし、それが困難な場合に限り、配送業者を使用する方法を検討するようお願いします。
 配送業者を使用する際は、可能な限り安価な方法を優先してください。
 また、新型コロナウイルス感染症患者等への支援という予算の目的に鑑み宿泊療養及び自宅療養の軽症者への支援が優先されるよう配慮ください。

 配送にあたっては下記、日薬通知にご留意ください。
【日薬業発第52号 令和2年4月29日】
新型コロナウイルス感染症の拡大に際しての電話や情報通信機器を用いた診療等の時限的・特例的な取扱いにおける自宅療養中の患者への薬剤の配送方法に係る留意事項について 

4.実施状況の報告及び請求手続き

 予算の使用状況を随時把握する必要があるため、(週)単位での報告(実施状況週報告)と、(月)単位での報告(実施状況月報告)に分けてそれぞれ別の専用アドレスにてご提出くださいますようお願いいたします。(それぞれの実施状況報告様式は異なりますのでご注意ください。)

 下記メールアドレスに期限までに報告様式を添付の上、送信をお願いいたします。

◆ 実施状況(週)報告様式および提出先・期限について

目的:予算に限りがあることから、予算使用状況を随時把握するための簡易的な報告です。

【報告様式】実施状況(週)報告書(エクセルファイル)

 実施状況(週)報告専用アドレス:shuukan@sagayaku.or.jp

  報告提出については、上記専用アドレスに報告書を添付して送信してください。

  予算の使用状況を随時把握するための報告となります。県薬への請求額が発生しない場合は当該報告は不要です。

  4月30日から5月16日(土)までの分(週報告の初回)は、まとめて5月20日(水)までにご報告ください。

 初回報告以降の週報告については、毎週土曜日締め、翌週水曜日までにご提出ください。

 

報告にあたっては、必ず専用アドレス宛送信いただき、件名に「薬局名/2020年〇月第〇週(〇/〇~〇/〇)」と、実施報告期間がわかるよう記載してください。

◆ 実施状況(月)報告様式および提出先・期限について

目的:調剤した薬剤を薬局から患者宅等に配送業者を活用して配送する場合や薬局の従事者が患者宅等に

届ける場合の配送料や交通費等を支援する他、各薬局における電話や情報通信機器による服薬指導の実施状況を把握するための報告です。

【報告様式】実施状況(月)報告書(エクセルファイル)

 実施状況(月)報告専用アドレス:gekkan@sagayaku.or.jp

  報告提出については、上記専用アドレスに報告書を添付して送信してください。

 
 

月報告については、月末締め、翌月15日までにご提出してください。(5月分報告については4月30日分も含めて報告してください。)

 

当該事業は、「CoV自宅」「CoV宿泊」「0410対応」と記載された処方箋の取扱いに関する検証も目的としていることから、該当する処方箋について当該予算を使用しなかった場合であっても「配送等の実施状況」に記載いただくようお願いいたします。
欄①「県薬への請求の有無」を空欄とし、欄⑥「県薬への請求額」を「0円」として記載をお願いします。

 

『保険薬局コード(10桁)』は都道府県コード(佐賀県は「41」)+点数区分コード(薬局は「4」)+保険薬局コード(7桁)をご記入ください。(414+7桁)

 

報告様式の①県薬への請求の有無・③薬剤の配送方法・④処方箋の備考欄・⑧当該患者の過去の薬局利用・⑪調剤した薬剤の剤型・⑫一部負担金等の徴収方法の項目は、プルダウンメニュー(セルを選択して▼印)から選択してください。

 

報告にあたっては、必ず専用アドレス宛送信いただき、件名に「薬局名/2020年〇月分」と、報告期間がわかるよう記載してください。

 

万一、様式の件数を超える場合には、行の挿入を行わず別シートで対応してください。(集計関数に影響を及ぼすため

5.請求にあたっての留意点

「0410対応」と記載された処方箋であっても、患者が来局した場合には請求の対象となりません。

一部負担金の授受に伴う手数料(振込手数料、代引き手数料等)については、対象となりません(患者の自己負担)。

本事業の支援対象となる配送業者は、いわゆる宅配便を想定しており、宅配便より高価な運送サービスによる受取を希望する場合には、対象となりません。

6.請求根拠資料について

 請求時に提出は不要ですが、処方箋の写し(「0410対応」等記載のもの)及び、配送料等の支払額がわかるものを根拠資料として保管してください。

7.事業の開始・終了時期

 本事業は、令和2年度予算成立日(4月30日)以降に実施されたものを対象とし、本年度末まで実施予定です。
 ただし、予算の範囲内での実施であることから、実施機関の途中で予算の上限に達した場合はその時点で終了することに留意ください。
 また、事業の終了が年度末であることから、支援対象は最大でも2月末日分まで(3月15日締め切り)となります。

8.その他、関連通知文書

 【事務連絡 令和2年4月10日】

新型コロナウイルス感染症の拡大に際しての電話や情報通信機器を用いた診療等の 時限的・特例的な取扱いについて

 【日薬業発第56号 令和2年4月30日】

薬局における薬剤交付支援事業の実施に関する留意点等について

 【日薬業発第61号 令和2年5月1日】

薬局における薬剤交付支援事業の実施に関する留意点等について(その2)

 【日薬業発第65号 令和2年5月8日】

薬局における薬剤交付支援事業の実施に関する留意点等について(その3)