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  医薬ニュースダイジェスト Digest
No.136  2010.4.1発行
 

<1> 太陽光発電10年後に10倍:
地球温暖化対策として有効な太陽光発電の設備容量は2020年、
先進的に取り組む28ヵ国の合計で日本の原子力発電の4倍に相当する19万メガhとなり、
09年の10・5倍になるとの予測を民間調査会社の富士経済がまとめた。 (02.02 佐賀)



<2> 肺がんリスク半減:
たばこを吸わない男性では、豆腐や納豆などの大豆食品に含まれる
イソフラボンの摂取量が多い人が肺がんになるリスクは、摂取量が少ない人の半分以下
だとの研究結果を、厚労省研究班が公表。喫煙者は関連出なかった。 (02.06 佐賀)



<3> カロリーソング体操で健康に:
佐賀市の住民らでつくる「健康ひろげ隊」が、肥満予防と
して市が推進するオリジナル体操法「カロリーソング体操」を紹介。5分間で自分の体に
合った適正体重やエネルギー量の計算方法が歌詞に盛り込まれている。(02.10 佐賀)



<4> 腎症のリスク高める遺伝子:
肥満や生活習慣が引き金になる2型糖尿病の代表的な合併
症「糖尿病腎症」のなりやすさに関与する遺伝子を、理化学研究所が突き止め、米専門誌
に発表した。遺伝子のタイプによっては、発症リスクが1.6倍高くなる。(02.13 佐賀)



<5> 「統合医療」推進へPT:
西洋医学に漢方や自然療法を取り入れた「統合医療」推進に向け、
厚労省はプロジェクトチーム(PT)を設置、効果や安全性の本格的分析を始めた。関係
課は大臣官房や健康局、保険局などになるが、当面の窓口は医政局に。 (02.15 佐賀)



<6> インフルワクチン来季1種に:
世界保険機構は18日、新型インフルエンザのウイルスを
2010〜11年の北半球のインフルエンザ流行期に備えたワクチンの原料となる「ワクチン
株」に推奨することを決めた。日本の国有ワクチンも同じく製造される。(02.19 朝日)



<7> エルニーニョ1年前予測:
世界的に異常気象をもたらすエルニーニョ現象やラニーニャ
現象の発生を、インド洋の海面水温の観測データを利用して1年以上前から海洋研究開
発機構や東京大などの研究チームが成功。22日付けの英科学誌に発表。 (02.22 佐賀)



<8> 人の命救えれば:
大町町の杵島商高で24日、3年生を対象とした骨髄バンクの登録説明
会があった。白血病など血液難病患者の命を救おうと、生徒2人と教職員3人が登録し
た。高校での説明会は珍しく、全国でも佐賀県だけで実施している。 (02.25 佐賀)



<9> 国保証に機能集約:
佐賀市は4月から、国民健康保険証(国保証)に特定検診(メタボ検診)
高齢受診者証の機能を加える。主な医療関係の用件が1枚で済むようにまとめた全国初の
取り組み。サイズは倍になるが2つ折りにするとこれまでの大きさ。  (02.26 佐賀)



<10> 「かわそえネット」発足15周年:
佐賀市川副町の医療、福祉、保健関係者でつくる「かわそえ
ネットワーク」が、3月で発足15周年を迎える。毎月1回の勉強会は180回を数え、介護と
医療の連携が緊密になり「在宅ケア」の質が向上。自宅でのみとりも増加。(02.28 佐賀)