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News
  医薬ニュースダイジェスト Digest
No.129  2009.9.1発行
 

<1> バイオマス 佐賀市本腰:
佐賀市が「バイオマス(生物資源)タウン構想」を策定した。生ご
みや下水汚泥など市内にある19種類のバイオマス資源を示し、活用方針から推進体制ま
でをまとめた。2013年までの利用率を現在の82%から96%に引き上げる。 (6.29 佐賀)



<2> 校長室で弁当保管:
佐賀市の成章中は食中毒対策として、生徒の弁当を冷房の入った校
長室で保管している。室温を26度、に調整、生徒に安心して昼ご飯を食べてもらおうと
取り組む。「食中毒注意報」の時期に合わせ、16学級300人分をあずかる。 (7.03 佐賀)




<3> 社会復帰へ新病棟着工:
肥前精神医療センター(吉野ヶ里町)が施設内に新設する「医療
観察法病棟」が着工した。罪を犯したが心神喪失などで刑事責任を問えない触法精神障
害者が入院、社会復帰を目指す施設。来年1月完成、3月から運用する。(7.06 佐賀)



<4> ペットボトル追放へ:
オーストラリア・シドニー南方の人口約2千人の町バンダヌーン
は8日、環境への配慮から、本年中にペットボトル入り飲料水の販売を禁ずることを決
めた。自治体としては同国初で、世界でも数少ない取り組みとみられる。(7.10 佐賀)



<5> 化学兵器の除去剤生成:
県窯業技術センター(有田町)は、警察庁などとの共同研究で、
サリンなど化学兵器の分解除去剤の生成に成功した。センターが開発して特許を取得し
ている酸化チタン溶液の光触媒機能を応用。水溶液や塗布剤を作った。 (7.11 佐賀)



<6> 薬草研究の概要を説明:
玄海町と九州大学が昨年度から、共同で取り組む「薬用植物の
総合研究プロジェクト」の報告会があった。研究の概要や今後の方向性について意見を
交わした。薬草園は2010年度に施設を完成。甘草の研究をメーンに置く。(7.15 佐賀)



<7> 温暖化防止、県が積極姿勢:
県は県立学校や県有施設にさまざまな省エネ機種を率先し
て導入する。省エネ型蛍光灯への更新や効率性の高い反射笠の設置、ハイブリット車の
導入などを進め、県機関の年間二酸化炭素排出量の3%を削減する。  (7.16 佐賀)



<8> 交通弱者の"足"確保:

神埼市で17日から、市内巡回バスの試験運行が始まった。神埼町、
千代田町で3路線を設定。お年寄りら交通弱者の利便性向上を図る。利用状況を見なが
ら3年以内に本格運行するかを判断。運賃は中学生以上200円、小学生100円(7.18 佐賀)



<9> 黄砂13日間で地球1周:
日本では黄砂として知られる、中国内陸部の砂漠から飛来する
砂の粒子が13日間で地球を1周する様子を、九州大応用力学研究所の鵜野伊津志教授ら
のグループが確認、20日付の英科学誌「ネイチャー ジオサイエンス」に発表(7.22 佐賀)



<10> 佐賀市の緊急防災情報:
1日から県が運用する無料の「防災ネット あんあん」を通した
防災情報の発信を始める。市が発令する避難勧告・指示などを登録者の携帯電話やパソ
コンに配信し、緊急時の行動に役立ててもらう。鳥栖市に続き2例目。  (7.31 佐賀)


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