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News
  医薬ニュースダイジェスト Digest
No.127  2009.7.1発行
 

<1> 脳の左右差、語学に関連:
英語などの外国語が得意な人は、脳の前頭葉にある左右の「下前
頭回」のうち、左の方が右に比べて大きいとする研究結果を、東京大言語脳科学らのチーム
が発表した。語学の適性にかかわる脳の部位を特定したのは初めて。   (5.04 佐賀)



<2> 唐津市がバイオマス推進:
唐津市は、バイオマス(生物資源)の有効活用に乗り出す。下水
汚泥を始め、松葉や魚の処理で出る残渣など唐津ならではの資源も生かす「バイオマスタ
ウン構想」を作成、推進。第一弾として食用油をディーゼルとして再利用。(5.11 佐賀)



<3> 飲酒日記で酒量減少:
職員の飲酒運転で2006年に三児死亡事故が起きた福岡市が、飲酒運
転の撲滅などを目指し、職員に酒量を日記に記録させる習慣改善プログラムを実施したと
ころ参加者の約半数で酒量減少などの効果があったとの結果がまとまった (5.13 佐賀)



<4> 獣医師養成充実へ:
文科省の専門家会議で、人への感染につながる鳥や豚のインフルエン
ザ対策を重視、公衆衛生分野の獣医師養成を充実させる方針を決めた。大学の獣医学教育
を見直し、公衆衛生など全学生が習得すべき共通の教育内容制度の採用を。 (5.13 佐賀)



<5> 自殺動悸「うつ病」最多:
警察庁は14日、日本国内で昨年一年間に自殺した3万2249人のう
ち、原因・動機が遺書や関係者の話などから判明したのは2万3490人で、「うつ病」が動機
の一つとなった人が6千490人に上ることを明らかにした。動機の中で最多。(5.15 佐賀)



<6> 史跡巡り健康づくり:
小城市は市内の史跡などを巡りながら健康づくりに活用できる「小城
の道草ウオーキングマップ」を作った。旧4町ごとに5コースずつの計20コースを設定、職
員が丁寧に描いた手作りで、「ふるさとの風景を楽しみながら歩いて!」。 (5.19 佐賀)



<7> 発声法習得話せる喜び:
喉頭がんなどで声帯を摘出した人たちでつくる県喉友会の第30回
発声コンテストが18日、佐賀市の県立病院好生館であった。声帯に代わる"第二の声"を身
につけた会員らが発音の明りょうさや声量などを競った。        (5.20 佐賀)



<8> 粒子線がん治療 県が広報DVD:

13年春に北部九州で初めて鳥栖市に完成予定の粒子線
がん治療施設の広報DVD「夢の最先端がん治療」を県が製作した。この施設で治療可能な
肺がんや子宮がんなどのがんの種類、治療法など粒子線治療の利点を紹介。(5.21 朝日)



<9> クールビズ 売り場は熱く:
6月1日の衣替えを前に、クールビズ商戦が県内の紳士服店
や大型店で本格化してきた。5年目を迎え、官公庁や企業で「夏の軽装」がすっかり定着。
昨年からの衣料品の販売不振を抜け出すきっかけにしようと力がはいる。 (5.22 佐賀)



<10> 1957年以前生まれに免疫か:
米疾病対策センター(CDC)は20日の記者会見で、新型イン
フルエンザに対する自然免疫が1957年以前に生まれた中高年層に存在する可能性を発表。
スペイン風邪のウイルスにさらされた経験が新型インフルの免疫獲得を獲得(5.22 読売)


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