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News
  医薬ニュースダイジェスト Digest
No.126  2009.6.1発行
 

<1> 運動場地下に貯水槽:
災害など非常時に飲料水確保のため佐賀市水道局は、嘉瀬小の運
道場の地下に耐震性貯水槽を設置する。約5000人が3日間生きるために最低限必要な50
dの飲料水を蓄える。県内では初の取り組みになる。         (4.03 佐賀)



<2> 災害、大事故現場へ出動:
佐賀県は、災害や大規模な事故発生直後から現場で救命救急
活動を行う災害派遣医療チーム「佐賀県DMAT」を発足させた。県病院好生館、佐賀大
学付属病院、唐津赤十字病院にある医師、看護師、事務員らで5チーム編成(4.11 佐賀)



<3> 外来シロアリ被害急増:
外来種のシロアリ「アメリカカンザイシロアリ」による住宅の食
害が日本で広がりつつある。在来種のヤマトシロアリなどと違い、建物の内部に散在す
るため駆除が困難で、近郊に被害が拡大しやすく、関係者は危機感をもつ(4.12 佐賀)



<4> 土壌診断で施肥コスト低減:
JAさがは土壌診断を中心とした県域の「JA総合分析センター」
を杵島郡大町町に開設。世界的な食料需要の増加で肥料価格の高騰が続く中、田畑の土
壌や堆肥を分析し、土壌診断に基づいた施肥コストの低減を図っていく。(4.16 佐賀)



<5> 障害者働く食堂開店へ:
昨年11月から休止していた佐賀市役所の食堂がリニューアルオ
ープンする。佐賀市の知的障害者授産施設「かささぎの里」が運営。障害者がホールスタ
ッフとして接客を担当するなど、自立に向けた実践活動の場を目指す。 (4.19 佐賀)



<6> ラジオ体操で健康になろう!:
佐賀市は、ラジオ体操を通じて市民の健康増進や地域の
きずな強化を始める。夏には「特別巡回ラジオ体操」を誘致、5千人規模を目標に準備を
進め、併せて千人の「ラジオ体操推進員」を養成し地域での活動定着を図る(4.22 佐賀)



<7> 先生向け食と農ガイド本:
県や農業、消費者団体などがまとめた佐賀の農林水産業や食
に関する小学校教諭向け教則本が、県教委に贈呈された。米や大豆、タマネギなど主要
産物のほか、郷土料理・芸能をデータ入りで紹介している。      (4.26 佐賀)



<8> 県内の小中高AED設置8割超:

心臓に電気ショックを与える救命装置「自動体外式除
細動器(AED)」を設置する学校が佐賀県内で増えている。ことし3月末の推計では8割を
超える。心停止の生徒が蘇生した事例もあり、県教委は設置拡大を図る。(4.27 佐賀) 



<9> 公立病院「改革プラン」2割が再編を計画:
地方自治体などが2008年度末までに策定した
837公立病院の「改革プラン」で、全体の19%に当たる159病院が、近隣病院との統廃合を
含む「再編・ネットワーク化」を計画していることが28日、総務省調査で判明(4.29 佐賀)



<10> ミツバチ異変:
イチゴやメロンなどの受粉に使われる「セイヨウミツバチ」が全国的に不
足している。県内はイチゴ栽培での利用がほとんどで、今季は収穫が終盤を迎え、今秋
の必要量も確保できる見通しだ。だが県内養蜂農家の危機感は切実だ。 (4.30 佐賀)


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