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News
  医薬ニュースダイジェスト Digest
No.125  2009.5.1発行
 

<1> 高齢者在宅歯科診療普及へ:
県は寝たきりの高齢者らを対象にした在宅の歯科診療を普
及させるため、新年度からポータブル診療機器の整備を進める。3年間で県内50ヵ所の
歯科診療所に機器購入費を助成。年間5百人が治療を受診できる。  (03.01 佐賀)



<2> 救急態勢づくり:
総務省消防庁の有識者作業部会は2日、通報を受けた段階で救急出動
の優先順位を決める「119番受信時トリアージ」態勢づくりについて報告者案をまとめ
た。心肺停止になった人の救急処置の時間を10分以内を目指すよう提言(03.03 佐賀)



<3> 認知症発見専門九大ドック開設:
九州大は5日、アルツハイマーや認知症を早期発見す
る「アルツハイマードック」を九大病院に開設すると発表。各地の医療機関で「もの忘れ
外来」が設けられているが、専門の人間ドックは全国でも珍しい。   (03.06 朝日)



<4> 予防接種に1000円補助:
嬉野市は新年度から、中学生までの子どもを対象にインフルエ
ンザ予防接種の費用の一部を補助する方針を決めた。県内自治体では初めてで、接種率
を向上させてインフルの発生を抑制するとともに子育て支援にも。  (03.11 佐賀)



<5> 救急車の役割寸劇で紹介:
白石消防署は救急車の正しい利用をテーマにした広報番組を
制作した。着ぐるみの動物キャラクターや子どもたちによる寸劇で、救急車の役割を分
かりやすく紹介、緊急の場合のみ119番通報するよう呼び掛けている (3.22 佐賀)



<6> 40代後半認知症「10万人中27人」:
65歳未満でアルツハイマー病などの認知症を発症した
「若年性認知症」の人が、働き盛りの40代後半で10万人に27人の割合でいるとの推計が厚
労省研究班の調査で判明。30代前半は同5.9人、60代前半は同189.3人。 (3.22 朝日)



<7> 女性人口、初の減少:
総務省が23日発表した2008年10月1日現在の推計人口によると、
90日を超えて滞在している外国人留学生を含めた総人口は、07年に比べ7万9千人減の
1億2769万2千人で3年ぶりの減少となった。1950年以降で初めて減少。(3.24 佐賀)


<8> 高血圧治療指針を改定:
日本高血圧学会はこのほど、高血圧治療の指針(ガイドライン)
を改定し、2009年版を発表。「正常」の範囲内でも、血圧が比較的高値であれば危険性が
あると指摘したほか、メタボリック症候群を危険要因に組み入れた。  (3.24 佐賀)



<9> 光化学スモッグ監視強化:
県は光化学オキシダントの監視態勢を強化するため、新年度
から県内8ヵ所の測定局を12ヵ所に増やす。昨年5月には県内初の注意報を発令するな
ど、北部九州は広域的に濃度が上昇する傾向にあり監視を強める。   (3.31 佐賀)



<10> 路上喫煙禁止に:
佐賀市のJR佐賀駅4月1日から、路上喫煙禁止地区に指定される。同
市は受動喫煙や事故防止、まちの美化推進のため、人通りの多い場所での喫煙をなくす
取り組みを進めている。佐賀駅周辺の約80fを路上喫煙禁止地区に指定。(4.01 佐賀)

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