11

News
  医薬ニュースダイジェスト Digest
No.123  2009.3.1発行
 

<1> 携帯で可否確認:
救急搬送が集中して病院が受け入れを拒否する事態を防ごうと、愛知
県は、救急隊員が携帯電話で病院の受け入れ可否の現状を入力できる新情報システムを
開発。隊員が病院の混雑状況を確認でき効率的に搬送できる。春から運用(12.31 佐賀)



<2> 渋柿使い金回収:
使い古しの携帯電話に含まれる金を、渋柿の成分を使って回収する技
術を佐賀大学の教授が開発し、特許を取得した。渋柿の皮など廃棄物同士を組み合わせ
た"現代の錬金術"で、従来の方法より安全性が高く、コストも低い。 (01.01 佐賀)



<3> ICチップ内蔵形式に:
県内で交付される運転免許証が4日から、集積回路(IC)チップ
を内蔵した形式に変わった。偽造防止と個人情報の保護のため。これまでに10都県が採
用し、今年は佐賀県を含め27道県が取り入れる。本籍の記載が無くなる(01.05 読売)



<4> ストレッチで病院知らず:
吉野ヶ里町老人クラブ連合会が健康づくりに力を入れている。
毎週1回、町内3地区で健康体操教室を開き、年1回の体力測定を行う。参加者は増え
7年前の教室開始時の3倍以上、約2百人が通う。体操で元気いっぱい。(01.08 佐賀)



<5> がん最後まで闘病:
がん患者や医師らを対象にした死生観に関するアンケートで、望ま
しい死を迎えるために、がん患者の81%は「最後まで病気と闘うこと」が重要と回答した
が、医師は19%だったとの結果を、東京大の研究グループが発表した。(01.15 佐賀)



<6> 「だんらん運動」研究会初会合:
「家族だんらん県民運動」を進める「みんなで食卓推進委員
会」の参加団体が運動方針について話し合う研究会の初会合が、佐賀市であり、食育基金
の設置など今後の活動内容を確認した。また統一ロゴマークを決めた。(01.17 佐賀)



<7> 食べ過ぎ注意し生活習慣病防げ:
食と生活習慣病について考える講習会が佐賀市であり
食育推進団体「ムスビの会」岡部賢二さんが講師を務め、生活習慣病にならない秘訣とし
て「飽食の現代では、"引き算の栄養学"で考える必要がある」と話す。 (01.19 佐賀)


<8> クローン牛豚「安全」:
内閣府食品安全委員会の専門家作業部会は19日、体細胞クローン
技術でつくられた牛と豚について「食品として、通常の牛や豚と同等に安全」だとする報
告書をまとめた。上部の調査会での検討を経て、厚労省に答申する。 (01.20 佐賀)



<9> キノコから効率で抽出:
がんに対する免疫力を高める働きがある物質「βグルカン」を、
キノコの一種鹿角霊芝から従来より30倍の効率で抽出する技術を、水門・ポンプメーカ
ー"ミゾタ"が開発し、加圧熱水処理などを施し水溶性の「少糖類」を得た。(01.28 佐賀)



<10> 高齢者虐待防止策確立へ:
西九州大学は県と高齢者施設など約44団体・施設と連携し、
「高齢者虐待防止システム」づくりに乗り出す。高齢者虐待防止に向け大学、行政、民間
がネットワークをつくり、取り組むのは全国的にも珍しいという。   (01.29 佐賀)

【このページのトップ】