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News
  医薬ニュースダイジェスト Digest
No.121  2009.1.1発行
 

<1> 認知症介護で交流会:
認知症介護についての悩みや苦労を語り合う「介護経験交流会」が
2日、佐賀市であり、自宅で家族を介護している人が参加し意見交換をした。参加者は
介護初心者や10年近く携わったり、介護を"卒業"した人などさまざま。
(11.05 佐賀)



<2> 大脳皮質の層状培養成功:
高次の脳機能をつかさどる大脳皮質の神経組織を、人やマウ
スの胚性幹細胞(ES細胞)から層状に培養することに、理化学研究所チームが世界で初
めて成功、6日付の米専門誌に発表。特有の神経刺激が起きることも確認 。
(11.06 佐賀)



<3> 高次脳機能障害相談窓口:
交通事故や脳卒中などによる脳損傷で、記憶や思考機能が低
下する「高次脳機能障害」の相談窓口が、県内初で佐賀大学付属病院に設置され、開設か
ら約9ヶ月で20人が相談に訪れ、リハビリなどに取り組んでいる。  
(11.07 佐賀)



<4> 認知症サポーター:
認知症を理解し、本人や家族を支援する「認知症サポーター」の養成
が全国で進んでいるが、県内の取り組みが遅れている。県内のサポーターのは8月末時
点で県と5市町に657人。県民に占める割合は0.076%で全国2番目の低さ。
(11.08 佐賀)



<5> 介護士候補生に国が融資:
厚労省は、高齢者や障害者を介護する国家資格の介護福祉士
を目指す学生が、大学や専修学校などへの入学時と、卒業後に福祉施設で働く際に、そ
れぞれ準備金として20万円、計40万円を無利子で貸し付ける支援策を。
(11.12 佐賀)



<6> 佐賀市水道局が出前講座:
水道水の安全性やそのおいしさを知ってもらおうと、水道局
の職員を地域に派遣する出前講座を開いている。水道水ができるまでの説明やミネラル
ウオーターとの飲み比べを実施。結果は水道水に軍配が上がっていた。
(11.17 佐賀)



<7> 焼きのりに抗酸化物質:

焼きのりの中に未発見の抗酸化物質が含まれていることを、県
地域産業支援センターの研究グループが突き止め発表した。熱に強く、天然由来の安全
性が特長で、食品の酸化防止や生活習慣病予防などへの応用が期待。 
(11.19 佐賀)


<8> 菓子テレビCM禁止へ:
韓国保健福祉家族省は19日、子供の肥満防止対策として2010年
から時間帯や番組内容によって菓子類やハンバーガーなど「高カロリー・低栄養食品」の
テレビCMを禁止し、同食品を学校とその周辺で規制する案を検討中。
(11.20 佐賀)



<9> 「農」を中心に地域再生を:
食の安全と農業の在り方をテーマにした公開シンポジウム「
食と農から探る地域の活性化」が26日佐賀市であった。生産者や流通、行政の担当者ら
が意見を交わし、生産者と消費者が地域コミュニティー再生を提言。 
(11.27 佐賀)



<10> 男性育児参加に効果:
子育て支援の一環として、県が昨年11月から導入した「早出遅出勤
務制度」はこの一年で男性7人、女性3人が利用。男性職員の利用が多く、子どもを保育園
に送った後に出勤するなど、制度導入が育児参加の環境づくりに一助。
(11.29 佐賀)

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