食中毒に気をつけて
 
"清潔・迅速・加熱又は冷却"
今年も食中毒が発生しやすい季節となりました。
食中毒を起こす菌は、サルモネラ(卵や肉などについている)、カンピロバクター(鶏肉類)、
腸炎ビブリオ(魚介類)、病原大腸菌(いろいろなところにいて、O-157も含まれる)、黄色ブドウ球菌(ヒトの鼻腔や皮膚など)などです。
食中毒を防ぐ基本は、

@手を石鹸で洗う 
A調理器具(包丁やまな板)を洗剤をつけて洗う
B食材についている細菌を流水で洗っておとす

ふきん、スポンジ、流し台もよく洗い、除菌剤を利用したりして衛生面に気をつけましょう。
調理の際に気をつけたい事は、肉類は表面だけでなく中心温度が75℃で1分以上加熱する、野菜など鮮度がおちたものは加熱してから食べる。卵は、賞味期限が切れたらしっかり加熱調理する、調理前の食品や調理後の食品は、室温に長く放置しない。
などが必要です。
 近年、サルモネラによる食中毒の発生が増加し、家庭での卵の保存にも気を配りたいところです。卵を保管する場合は、気室を下にして、破卵およびヒビ割れ卵は細菌の汚染を受け易いので、速やかに冷蔵するとともに長時間経過しないうちに加熱して使用する。生卵、半生卵やこれらを含む食品は、室温に長時間置かないなどご留意ください。